
緊急事態宣言は解除になり、世間の雰囲気は少しだけ和らいだ様にも見えます。皆さま元気でお過ごしでしょうか。
6月に入り、例年でしたら営業開始に向けてソワソワし始める時期なのですが、2020年の大日小屋の営業は休止する事となりました。
予め「休業の可能性もあり」との案内はしておりましたが、既に御予約いただいていた、または計画をされていた方々には申し訳ありませんが、ご理解の程よろしくお願いいたします。
立山の山小屋では概ね営業の方針ではありますが、大日小屋の施設におきましては十分な安全対策を講じることが出来ないため、営業は断念せざるを得ません。これに伴い不定期にて施設の維持管理、登山道整備などで小屋に居る事はありますが、基本的には閉鎖しておりますので緊急時以外に小屋を利用することはできません。
もしも何らかの理由で利用された場合は必ず下記にご連絡ください。
090-3291-1579
写真は祖父母の新婚旅行、86年程前の写真だそうです。(新婚旅行で剱岳って!!)山はいつまでも変わらない。 また来年、大日小屋でお会いしましょう。お待ちしております。
今年度も夏山シーズンが近づいてきました。
今頃?っていう声が聞こえてきそうですが、アルバイトを募集してまーす。
長期(7/1~10/中旬)で働ける方を若干名募集します。
山と料理が好きで、体力に自信のある方お電話ください!お待ちしてます。
090-3291-1579
先週末は称名側から登りました。
きついと言われるこのコース、下山より上山に使う方が絶対身体は楽だよね。と我々は思っています。(あ、称名往復でももちろん良いんですよ、駐車場タダだし、空いてるし)
特に今の時期は稜線上は気温が低いので、天気が良くない時はこのコースの方が安全です。稜線に出られる方は防寒対策をしっかりしてくださいね。綿素材の衣類は絶対ダメ!
称名から登っていくと、大日平を過ぎ、もう足上がらないかも~。なんて時に後ろを向くと、弥陀ヶ原・大日平が一望できます。弥陀ヶ原・大日平の紅葉は来週末あたり素晴らしいでしょう。このラムサール条約が制定された湿地帯を一望できるのもこのコースの醍醐味ですね。
そこからさらに上がっていって、まだかいな・・・。なんて心が折れる頃に大日岳直下の紅葉。頑張って歩いたご褒美。「なんだこれは」と、息をのむ美しさです。
そしてもう少し頑張ったら、「岩峰は眼前にあり」ということで、剱岳とご対面。
小屋に泊まれば、朝焼けに御来光。
大日小屋の営業は8日までです。
スタッフ一同お待ちしております。
大日方面も紅葉真っ盛り。
いつも歩いてて感じるのが、室堂方面から奥大日岳過ぎるとわずかに暖かくなる気がするのです。そんな理由からなのか、奥大日~大日あたりはこれからさらに深い色に染まってゆく様です。今週から来週はじめぐらいが最高ではないでしょうか。
あ、でも「来週以降は残念!」ってことはまったく無くて、縦走すれば称名滝方向に標高が下がるので、最高の紅葉に出会えると思います。宿泊営業最終日の10月8日まで絶賛紅葉中。
こんにちは。
あと1ヶ月余りで今シーズンもスタートしますので、着々と準備を始めていたところ残念なお知らせが入りました。
落石により、称名道路が8月中旬まで通行止めとなっております。詳しくは富山県のホームページを参照下さい。
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1532/kj00016062.html
この箇所が通行止めになりますと、一般的に大日小屋からは称名へ下山することはできませんので、ご利用をいただくには、奥大日方面~大日小屋~奥大日方面とピストンしていただくことになってしまいます。ルート作成の際には参考にしてください。
一般的にと書きましたのは、健脚コースとして、弘法~八郎坂~称名滝~大日平~大日小屋というコースがございます。現在八郎坂の通行が可能かどうか、雪解けを待ちまして県の方に問い合わせたいと思います。こちらも、情報が入り次第、ブログで上げさせていただきます。
また、称名道路開通の連絡が入り次第ブログの方にも上げさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
尚、今シーズンは7月10日より通常営業をいたします。通行止めの影響により混雑は予想されませんので、是非この機会に静かな花の大日三山を御堪能いただければと思います。