安全登山の為のアドバイス4点

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①事前トレーニングをしっかりする

下半身の強化のためにはスクワットが効果的だそうです

②山の技術・知識を習得する

今はいろんなメディアがありますから、メディアを通じて勉強するも良し、地元の山岳会に入り、経験者からいろいろ学ぶのも良いそうです。

③登山計画を作成する⇒登山計画書の提出

先ずは登山計画を近親者に知らせておくこと、そして登山計画を提出してほしいとのことでした。

登山口に提出する場所が無い場合があります。大日岳縦走でしたら、室堂には提出場所がありますが、称名側の登山口にはありません。でも、今はインターネットでも提出できるそうです。また、泊まる山小屋に提出していただいても大丈夫です。

④必携装備

ヘッドランプ・雨具・地図・コンパス・水・行動食・ツェルト

最低でも上記の7点は携行してほしいとのことでした。

遭難をしないためにも、登山の危険性について各自がきちんと自覚し、対策をきちんと講じることが大切ですね。我々スタッフも通い慣れた道だからと甘く考えず、今一度ザックの中身をチェックしようと気持ちを引き締める良い機会となりました。

安全登山講習会(低体温症予防について)

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夏山でも、天候が急変し低体温症になる可能性はあります。

それを防ぐために

★雨具+軽めのダウン等の防寒具を持つこと

★すぐにエネルギーになる高カロリーの飴やチョコを持つこと

を教えていただきました。。

普段は高カロリーなお菓子を沢山食べることは気が引けますが、やっぱり低体温症を防ぐためにもおいしいチョコレートやあま~いパンを持って歩くことは大事ね~、と再認識しました。

安全登山講習会(行動時の水分について)

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先日、富山県警山岳警備隊の隊員2名が安全登山講習会に来てくださいました。30分程の講義でしたが、内容が盛りだくさんだったので3回に分けてお伝えしようと思います。

夏山における滑落、転倒事故以外にも救助要請があるのが、熱中症や低体温症だそうです。

熱中症を防ぐためには充分な水分を持つ必要があります。必要な水分の計算式を教えていただきました。

体重×予定行動時間×5

体重50キロの方が8時間行動予定の場合

50kg×8h×5=2000ml=2L

ということで2Lの水分を持つ必要があります。その水分も、半分は水、半分はスポーツドリンクにし、水は怪我した場合の消毒にもしようできるようにしておくと便利だと教えていただきました。